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CAP(キャップ)〜子どもへの暴力防止プログラム

CAPとは?

CAP(キャップ)とは「Child:子ども Assault:暴力 Prevention:防止」の頭文字をとったものです。

子どもが、いじめ・誘拐・性暴力といったさまざまな暴力から自分の心と体を守るための人権教育プログラムです。

 

子どもたちに「自分」というかけがえのない存在の大切さを伝え、本来持っている生きる力を引き出すことによって暴力に立ち向かえるよう働きかけ、同時に、子ども達が助け合えることも学びます。

学校や保育園・幼稚園をキーステーションとして、子ども・教職員・保護者にワークショップを提供します。

CAPの歴史

このプログラムは、1978年にアメリカ合衆国オハイオ州コロンバスで起きた、小学2年女児レイプ事件をきっかけに、地元の教師の要請を受けたレイプ救援センターが中心となってつくられました。

日本ではプログラム開発にも携わった森田ゆりさんによって1985年に紹介され、1995年からCAPスペシャリストの養成がスタート。現在120ほどのグループが各地で活動しています。

函館YWCA・CAPグループは、1996年に発足以降、函館および渡島・檜山管内で活動しています。

CAPのあゆみ

太字=函館YWCA・CAPグループのあゆみ

1985年 森田ゆりさんによって日本に紹介される
1995年 CAPスペシャリスト養成スタート
1996年10月 函館YWCA・CAPグループが東京以北で初のグループとして発足
12月 ワークショップ実施スタート
1998年  CAPセンター・JAPAN(トレーニングセンター)設立
1998年5月 森田ゆりさん講演会開催
2001年 函館市子育て支援見直し会議参加
2002年~ 函館市子育て支援計画推進懇話会参加
2004年~ 函館市次世代育成支援委員会参加
2004年 国会でCAPおとなワークショップ開催
2006年 すべての都道府県にCAPグループ発足
2006年  函館YWCA・CAPグループ10周年記念野口良行先生講演会開催
2007年~ 函館市次世代育成支援行動計画策定推進委員会参加
函館市要保護児童対策地域協議会参加
2009年 日本北部のトレーニングセンターとして『J-CAPTA』発足
(南部は『CAPセンター・JAPAN』が担っている)
2011年 東日本大震災後『3.11プロジェクト』スタート
2012年~ 「はこだて子ども白書」作成に協力
2017年~ 函館性暴力被害防止対策協議会構成団体参加

函館YWCA・CAPグループのワークショップ実施回数/参加者人数

おとなワークショップ:255回/5,810人
子どもワークショップ:296回/8,143人
(2019年7月時点)

函館YWCA・CAPグループの所属・登録団体:

J-CAPTA(ジャパンCAPトレーニング&アクション)
函館市要保護児童対策地域協議会
函館市配偶者等からの暴力防止対策関係機関協議会
函館性暴力被害防止対策協議会
道南地域要保護児童対策・配偶者暴力防止対策連絡協議会

あなたがまずできる3つのこと

1)CAPのリーフレットを読む!

CAPをより身近に。リーフレットをぜひ手にとってご覧ください。
(デザイン&イラスト:ひづめみか〜る)

2)CAPのリーフレットを配布・設置する!

CAPリーフレットをご家族やお友達など周囲の方に渡して読んでもらってください。また、職場やお店、イベント・講演会など設置や配布にご協力いただける方は函館YWCAまでご一報ください。

3)CAPのワークショップを開催してみる!

CAPワークショップを開催しませんか。函館YWCA・CAPグループでは、こどもワークショプ、おとなワークショップを開催しています。

→詳細・お申し込み方法はこちらをご覧ください。